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昨日のニュースで、９年前に飲酒運転を取り締まってパトカ
ーと車がカーチェイスの途中、信号待ちの車に突っ込んで、
突っ込まれた車は炎上。中には結婚を控えた２人の男女が閉
じ込められたまま、警察は飲酒運転の取締を優先し、２人が
焼死してしまったと言う事件があり、遺族が訴えを起こして
９年ぶりに裁判官立会いの下で現場検証が行われたと言うの
がありました。

たまたま９年前に私はそのニュースをＴＶ、雑誌で見てい
て、助けを求めていた車内の男女の存在に気づかず、警察は
飲酒運転の車に乗車していた男性の救助を優先しのだそうで
す。
警察側の言い分は「車内に人がいるか気づかなかった」と当
時はコメントしてましたが、信号待ちしてる車内に人がいな
いわけなく、とても可哀想だったので覚えていたんです。

焼死してしまったお２人はお葬式の際にご遺族やお友達に結
婚式に着るはずだった衣装を着せてもらったのだそうです。

なくなってしまった二人の時間は戻らないし、９年という長
い時間がどれだけ現場検証に意味をなすのかは私には分かり
ません。でも、ご遺族の訴えが通って本当に良かったと思い
ました。

飲酒運転をしていた男性は当時１８歳、現在は私と同世代で
す。彼は９年越しのこの現場検証を、どういう気持ちで迎え
たのでしょう。罪の重さを今はどう受け止めているのでしょ
うか。
あんな悲しい事故がなくなるよう、祈るばかりです。

乱文、失礼致しました。